オンラインで知り合った韓国人男性と初めて会うときに大切なのは、会う前に相手を確かめること、昼間の人目のある場所で会い、行き帰りを自分で決めておくこと、そして予定を信頼できる人に伝えておくことの3つです。もし途中でお金の話や、早い段階での別アプリへの誘導が出てきたら、会う約束は進めなくて大丈夫です。
前もってお伝えしたいのは、これは「韓国人男性は危ない」という話ではない、ということ。誠実で素敵な人はたくさんいますし、ここで紹介する準備は、相手がどこの国の人でも同じように役立つ自分を守る線引きです。準備がそろっていれば、当日は相手との時間そのものを楽しめます。
どこで出会うかという出会い方の選び方は韓国人男性との出会い方で、詐欺の手口は安心・安全に出会うためにで紹介しています。ここでは、会う前と当日の準備に絞って見ていきます。
会う前に確かめておきたいこと
初めて会う前に、相手が名乗っているとおりの人かを、できる範囲で確かめておきましょう。消費者庁の会議資料でも、実際に会う前に質問を重ねて、信頼できると思えるまで確かめることが勧められています。
- 聞いた話に食い違いがないか — 名前、仕事、住んでいる街などの話が、やり取りのたびに変わらないか
- プロフィール写真を画像検索してみる — 別人の名前やまったく違う情報で出てくるなら、注意したいサイン
- どこで知り合った相手か — 本人確認や職業確認のあるサービスで出会った相手なら、確かめる材料は増えます。それでも、自分の目で確かめることは同じように大切です
- 会う約束をいつもはぐらかさないか — 「会いたい」と言うわりに、具体的な約束になると毎回理由をつけて避けるなら、それ自体が立ち止まるサインです
時間と場所は、自分が安心できる条件で
初回は、昼間に、人の多い場所で会うのが基本です。同じ資料では、日中の公共の場所など、多くの人がいる場所で会うことが挙げられています。
- 駅に近いカフェや、明るい時間のレストランなど、人目のある場所を選ぶ
- 待ち合わせ場所やお店は、自分も知っている場所か、事前に調べられる場所にする
- 初回から個室、相手の車や家、相手が用意した宿泊先には行かない
- 会う時間の長さをゆるく決めておき、「今日はここまで」と言える余白を残しておく
行き帰りは、自分で決めておく
当日の安心感を左右するのが、行き帰りの手段です。移動には公共の交通手段を使い、帰りのルートと時間を会う前に決めておくと、「送っていくよ」という申し出にも流されずにすみます。
- 帰りの電車やバスの時間、タクシーの呼び方を事前に確認しておく
- 初回は送ってもらわず、自分のタイミングで帰る
- 自宅の場所や、旅行中なら泊まっているホテル名・部屋番号は教えない。同じ資料でも、信頼できるまで自宅住所や勤務先などの個人情報を安易に伝えないことが挙げられています
- スマホの充電と、いつでも連絡が取れる状態を確保しておく
韓国で会う場合、タクシーは屋根に「TAXI」の表示灯がある正規の車両を選びましょう。外務省も、「TAXI」や「택시」と書かれていない車には乗らないこと、タクシー乗り場か明るく人通りの多い場所から乗ることを呼びかけています。
お酒は、初回はほどほどに
初めて会う日は、お酒なしか、ほどほどにしておくのがおすすめです。判断がゆるみやすいうえ、帰りの時間もずれ込みがちだからです。
- 飲みものから目を離さず、席を外したあとの飲みかけは無理に飲まない
- 「もう一軒」の誘いは、決めておいた帰りの時間と相談して決める。断っても失礼ではありません
外務省の海外安全ホームページ(韓国)でも、飲酒の席で一緒に飲んだ相手から飲みものに薬物のようなものを混入される被害例や、過度の飲酒への注意が挙げられています。これは国籍の話ではなく、旅先で知り合った誰かとお酒を飲むときに共通する用心です。
予定と居場所を、信頼できる人に伝えておく
ひとりで抱えず、誰かに知っておいてもらうだけで、安心感はぐっと変わります。
- 「誰と・どこで・何時ごろ帰るか」を家族や友人に伝えておく
- スマホの位置情報共有を、当日だけ信頼できる友人とオンにしておくのも一案
- 「帰ったら連絡するね」と約束しておき、何かあれば気づいてもらえるようにする
韓国で会う場合に知っておきたい連絡先
旅行や滞在中に韓国で会うなら、現地の連絡先も控えておくと安心です。
「ここで立ち止まっていい」サイン
会う前でも当日でも、次のようなことがあれば、会う話や当日の予定をそこで止めて大丈夫です。
- 知り合って間もないのに、投資や暗号資産、送金の話が出る
- マッチングアプリで知り合ってすぐ、アプリの外のメッセージアプリへ移ろうと強く誘う。警察庁も、こうした場合は詐欺を疑うよう呼びかけています
- 「会いたいけれど会えない」理由が続くのに、「運命」「結婚」といった強い言葉で気持ちだけ先に固めようとしてくる
- 自宅や泊まっている場所、勤務先などを、早い段階でしつこく聞いてくる
- こちらの線引き(昼間に会う、自分で帰るなど)を嫌がったり、機嫌を悪くしたりする
最後のサインは見落とされがちですが、誠実な相手なら、あなたの安心のための線引きをきちんと尊重してくれます。
不安なときは、消費者ホットライン 188(いやや)、警察相談専用電話 #9110 に相談できます(いずれも日本国内の窓口)。緊急のときは、日本では 110番、韓国では 112 へ。そして、もし何かあったとしても、あなたが悪いわけではありません。一人で抱え込まず、早めに声を上げてください。
文化の違いを、「危険サイン」と取り違えない
韓国では、カカオトークでこまめに連絡を取り合う人が多く(もちろん個人差はあります)、「いま着いた」「ごはん食べた?」のような小さな共有は、重さではなく気にかけているサイン。日本の「用がなければ送らない」感覚から見ると驚くこともありますが、まめさそのものは危険サインではありません。
危険かどうかを分けるのは、連絡の量ではなく中身です。
- 注意したい危険サイン — お金・送金・投資の話、会えない理由が続く、知り合ってすぐの別アプリへの誘導、知り合ってすぐ関係を一気に固めようとする
- それ自体は危険ではない、文化や個人の違い — 連絡がまめ、愛情表現がストレート、記念日を大切にする
まぎらわしいのが、ストレートな愛情表現とラブボミング(短期間で強い愛情表現を浴びせて、関係を一気に固めようとする手口)の違いです。知り合って数日のうちに「運命」「結婚」と将来の話を持ち出し、会う前から気持ちを固めようとするのは、率直さとは別の話。気持ちの伝え方がまっすぐなことと、関係を一足飛びに固めようとすることは、分けて見てください。手口の見分け方は安心・安全に出会うためにで詳しく見ています。
連絡の頻度や愛情表現の違いについては韓国人男性は連絡が多い?日本との違いと伝え方もあわせてどうぞ。違いを「怖い」と決めつけず、危険サインだけを冷静に見分けることが、安心につながります。
まとめ——準備がそろえば、会う日はもっと楽しめる
オンラインで知り合った相手と会うときの安心は、会う前の確認と当日の準備でつくれます。話の食い違いがないかを確かめ、ビデオ通話だけで判断しない。昼間の人目のある場所で会い、行き帰りは自分で決め、予定は信頼できる人に伝えておく。お金の話や早すぎる誘導が出たら、そこで立ち止まっていい。
安全とは、相手を疑い続けることではなく、自分が納得して判断できる材料がそろっている状態のこと。準備が整ったら、当日の過ごし方は韓国人男性との初デートで気をつけたいことでどうぞ。
よくある質問
オンラインで知り合った相手と会うのは危険ですか?
会うこと自体が危険なわけではありません。会う前に話の食い違いがないか確かめ、昼間の人目がある場所で会い、家族や友人に予定を伝えておくと安心です。お金の話や、早い段階での別アプリへの誘導があれば、会う話は止めて大丈夫です。
ビデオ通話ができれば、本人だと考えていいですか?
それだけでは言い切れません。警察庁は、写真や翻訳アプリ、AIなどを使えば他人になりすまして本人のような音声や動画を作れてしまうと注意を呼びかけています。ビデオ通話は確かめる材料のひとつにとどめ、話の食い違いやお金の話が出ないかもあわせて見てください。
連絡がまめな韓国人男性は怪しいですか?
いいえ。韓国ではこまめに連絡を取り合う人が多く(もちろん個人差はあります)、まめさ自体は危険サインではありません。注意すべきは『お金の話』『会えない理由が続く』『知り合ってすぐの別アプリへの誘導』、そして知り合って間もないのに強い言葉で関係を一気に固めようとする『ラブボミング』です。
韓国で会うとき、困ったらどこに連絡すればいいですか?
警察は112、救急・消防は119、観光の通訳・案内は1330(日本語対応)です。いずれも韓国国内の番号です。事件や事故に遭ったときは、在大韓民国日本国大使館の領事部や総領事館にも連絡できます。最新の連絡先は外務省の海外安全ホームページで確認できます。